那須烏山市カフェ
那須烏山市でカフェを行う思い3
那須烏山市でカフェを行うべく、講習会参加・イベント出店など重ねてきました。どこの地域でもあるのでしょうが、実際空き店舗や空き家物件を探し出すと、なかなかいい物件はなく、はっきり言えば「貸し出している物件はない」という状態でした。
これは困ったと、いよいよ焦り出した時期。那須烏山市の商工会から、空き物件情報が来ました。セミナーでお世話になった商工会職員の方も同席してくれるとのことで、「見るだけ見てみよう」ということで、約1週間後に内覧。大家さんは建築会社の社長さんで「展示ルームを増設し、空きスペースがあるため、借りたい人を探している」とのこと。
私の職人さんの勝手なイメージとしては「寡黙でぶっきらぼう。なんとなく怖い」というもの。しかし、社長さんは、やはり職人さんらしくきびきびとし言葉はストレートですが、穏やかで優しい方でした。
私の義兄も会社経営をしている社長さんです。自宅ではのんびりしていますが、取引先からの電話の取り継ぎの姿をみると、きびきびしていますが、優しくて柔和な感じがします。なんとなく、義兄と社長さんの姿がリンクし「この人はいい人だな」と直感的に感じるものがありました。
商工会の方も「こんないい物件はもうないよ」と言ってくれ、その場で即決。
石橋をずっと叩くものの、なかなか橋を渡ろうとしない私でしたが、「コーヒー屋をオープンさせたい」という夢は、ある日突然現実のものとなりました。
店舗は入り口が展示ルームになっていて、その奥にあります。また靴を脱いで入店するなど、他のお店にはあまりみることのない、特殊な環境です。
店舗改装はもちろん大家さんである社長さんが行いました。カウンターはもちろん、壁から、テーブルから、椅子から全て社長さんの手によって作られたものです。社長さんの人柄なのか、穏やかな・アットホームな店舗に仕上がりました。「友達の家に遊びに来た感覚に近い」と感じるお客様もいるようです。
当店でリラックスし、次の活動への活力になる。そんな存在でありたいと思います。
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